車検を機に車は買い替えるべき?車検を通すべきか、買い替えるべきかの選び方を解説!

車検を機に車は買い替えるべき?車検を通すべきか、買い替えるべきかの選び方を解説!

車検は自動車に付きものです。何年かに一度、定期的に車検に出しているかと思いますが、車検を何度か繰り返していると、「次の車検に出すか、いっそ買い替えるか」を悩みだす時期に入るかと思います。

車検を通すか買い替えるかは、走行距離や使用年数、車の状態など、さまざまな要因を鑑みて選んでいくことになるかと思いますが、特にどういった点に気をつけて選ぶべきなのでしょうか。今回は、車検を通すか買い替えるかの選び方を解説していきます。

まずは車の走行距離を考えよう:買い替えの目安は10万km?

買い替えるか、車検に通すかを選ぶ上で非常にわかりやすい基準としては、走行距離があります。

中古車市場において重要視されるのは、「年間1万キロメートル走るかどうか」というのが大きな基準としてあります。日常的に車に乗り、年間にして1万キロメートル以上走るようであれば、中古車としての価値はどんどん下がっていきます。そして、走行距離10万キロメートルを超えてくると、さすがに買い替えが必要になるので、中古車としての価値はほとんどなくなってしまいます。

年間1万キロメートル以上走るくらい車を常用しているなら、基本的に不具合が大きく出ない限りは買い替えずにひたすら乗り潰すのが正解です。致命的な不具合さえなければ、10万キロメートルを超えるまでは車検に通すのが正解です。

逆に年間1万キロメートルも走らず、普段あまり車に乗らない人、年間走行距離が5,000キロメートル程度に抑えられている人は、ある程度長持ちするので車検を通すのもよいですし、買い替えも視野に入れてもよいでしょう。

車の状態も大切:修復歴の有無を考える

車の状態も大切になってきます。中古車査定時には事故歴が問われますが、それと共に「修復歴」も問われます。修復歴は、事故を起こしていなくても、フレーム部分の交換や補修を行ったことがあれば修復歴として扱われます。

修復歴がある車の場合、走行距離が少なくないと中古車として価値が上がりにくい傾向にあります。そのため、よく車を使う場合で修復歴があるのなら、そのまま車検に通し、走行距離10万キロメートルを超えるまで乗り潰すのがよいでしょう。走行距離が少ない段階で買い替えるのもOKですが、悩み続けたまま走行距離を消費していては、どんどん価値が下がってしまいます。

もし修復歴がなく、新品同様の状態を保てているのなら、一度買取査定に出してみるのもいいかもしれません。特に年間そこまでの走行距離を消費しない場合は、思わぬ高値が付く可能性も否定できませんので、気になる新車が出てくれば買い替えを検討してもよいでしょう。

不具合が気になる場合は車検をできる限り安く済ませられるかを検討しよう

車検前の段階で、エアコンが壊れていたり、タイヤが摩耗していたり、エンジン音がちょっと気になるといった不具合がある場合は、車検を通すときに部品交換が必要になってきます。そうした交換が発生する場合は、車検費用も高くなってしまいますので、事前に複数業者にまとめて見積もりをお願いして、できる限り安く車検を通してもらえる業者を見つけるのが賢いやり方です。

車検を通すにせよ、下取りに出して買い替えをするにせよ、まずは部品の状態を改善しておくのが確実です。そのため、交換費用なども含めて見積もりをしっかり見比べ、買い替え費用など関連費用のプラスマイナスをじっくりと確認した上で、できる限りマイナスが出ない条件で対応するとよいでしょう。

使用年数は6年が目安:6年未満で走行距離が少なければ買い替えも視野に

車の価値が保たれるのは、製造されてから6年までというのが一般的な目安となっています。そのため、新車として購入してから6年未満の場合は、車種としての価値が下がらないということになります。

しかし、製造から6年未満であっても使用頻度が高く、走行距離が10万キロメートルに近づいているなど、かなり使い倒している場合は、車種としての価値があっても中古車としての需要は非常に下がってしまいます。そのまま車検に通し、使える限り使ってしまうのが正解です。

それとは反対に、6年以上経っていてもあまり走っていない場合は、車種としての価値が落ちついても、中古車としてある程度の価値を保っている可能性があります。一度買取査定に出してみるのもおすすめです。また、車検を通して引き続き長く使うというのもありです。

まとめ

以上、買い替えをするべきか車検を通すべきかといった問題を考えた際の、適切な選び方の基準を一通り説明しました。買い替えるか車検を通すかは個人の自由ですし、不具合や不都合があって車を変えたい場合もあるでしょう。そうしたとき、この記事でまとめた基準に頭を巡らせ、できる限りマイナスとならないような対応をとっていただければ幸いです。

昭島・立川を中心に福生・武蔵村山など、多摩エリアを幅広くカバーする車検・整備のプロ「株式会社多摩自輌」では、できる限り財布に優しい、コストパフォーマンスに優れた車検を提案しています。また、昭島で55年を超える整備実績をもち、買取査定に向けた細かい修理も対応可能です。買い替えか車検かで迷っている場合は、ぜひ一度ご相談ください。

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