新車のリースってどうなの?車を有期契約のリースで乗る、そのメリットとデメリットを解説!

新車のリースってどうなの?車を有期契約のリースで乗る、そのメリットとデメリットを解説!

「自動車に頻繁に乗るわけじゃないけど、絶対に必要な時期はある」といった場合、実用性に比して高い維持費がネックとなっていました。そこで近年注目を集めているのが、新車のリースです。簡単にいえば新車をレンタルして一定期間、リース料を払いながら乗るというスタイル。これって、実際どうなのでしょうか?今回は、新車のリースについて、そのメリットとデメリットを解説していきます。

新車の「リース」ってそもそも何?

自動車を買いたい!でも、自動車には買う時点でも取得税や重量税など様々な税金がかかり、維持するのも大変です。駐車場代もかかりますし、定期的に車検も行う必要があり、そのたびに車検代もかかります。

そうしたネックを解消してくれる手段として近年注目されているのが、新車のリースです。新車のリースとは、業界用語でいうと「カーリース」といって、お客様が選んだ好きな車を一定期間の有期契約でリース、すなわち貸し出すことです。

貸し出すといえば、レンタカーがあるじゃないかと思いますが、カーリースとレンタカーは違います。そのため、カーリースの際に使える新車は、いわゆる「わ」ナンバーはつけられていません。

レンタカーとリースの違いとは?

車を一定期間貸し出す、という意味では「レンタカー」も同じだと思われるかもしれませんが、レンタカーとリースは実際、かなり違います。

主な違いとしては、その契約形態にあります。それをわかりやすく見分けるポイントとしては、車検証があります。車検証には、所有者や使用者といった項目がありますが、レンタカーの場合、この所有者・使用者ともに貸し出す会社の名義になっていますが、リースの場合は、所有者が貸し出す会社の名義、使用者がリース契約を締結しているお客様、といった形になっています。

使用者の名義が貸し出す会社の名義になっている「レンタカー」の場合では、「事業として貸出用に用意している車」としての扱いを受けており、ナンバープレートが貸渡用の事業者として「わ」や「れ」から始まる特殊なものになります。これはすなわち、レンタカー事業を運営するためには特殊な許可が必要であることを示しています。

その一方で、リース車はそうした特殊なナンバープレートは与えられません。すなわち、リース事業は特別な事業許可を必要としないことを意味します。より正確にいうならば、平成18年まではリース事業にも許可が必要でしたが、のちに規制緩和がされ、いまでは事業許可が不要となっているのです。

新車「リース」のメリットとは?

それでは、新車リースのメリットとはどういったところにあるのでしょうか。

まずは、「1日あたりの単価の安さ」が挙げられます。リース車は基本的に、契約期間を定めてその契約期間まで、月々いくらで定額を支払いながら、新車に乗ることができます。

短期利用が前提となっているレンタカーと違って、長期利用が前提となっているリース車は、契約期間も数ヶ月〜年単位で長期に及ぶことが多いので、1日あたりの単価が安くなるのは大きなメリットといえるでしょう。

また、契約の際も頭金が不要であることが多く、また、貸渡用のナンバープレートでもないので、自己所有と同じように制限なく扱えます。そして月々の支払いが定額ということもあって支払い体系がわかりやすく、面倒なこともありません。

そして維持費が安く済むことも大きなメリットです。契約の際、車検や車にかかる税金は別途かからず、契約金に含まれている場合が多くなっています。とはいっても車検無料クーポンがついたりもしますし、税金の支払いもリースする会社が引き受けてくれますので、実質契約金にそれらの維持費は含まれず全てリース会社が負担してくれるというのが一般的なようです。

新車「リース」のデメリットとは?

非常にメリットが大きいように思えますが、もちろんデメリットもあります。

まず、車検や税金はリース会社が持ってくれるものの、任意保険には必ず自身にて加入し、費用を負担しなければならない場合が多くなっています。オリックスなど保険事業も行っている会社であれば、会社が紹介する提携の保険会社があり手続きが面倒でない場合もありますがではその際も費用は自己負担です。

一般的には中途解約不可のリースが多いというのも大きなデメリットです。一部、一定期間経過後は解約金なしで中途解約できるといったサービスもありますが、基本的にはリースで中途解約すると一定のペナルティが課せられると思ってください。

いわゆる割賦販売契約のスマートフォンと同様のシステムと思ってもらうとわかりやすいかもしれません。任意保険はスマホでいうところのメーカー補償オプションのようなものです。銀行の融資(ローン)と同じように、リース契約には一定の審査があるので、誰でも気軽に契約とはいかないということもデメリットと言えるでしょう。

ちなみに、車庫の確保、および車庫証明の取得も自分で行わなければならないのでそれも要注意です。

まとめ

以上、新車のリースについて、その契約形態の特徴とレンタカーとの違い、リース契約のメリットとデメリットを含め、一通り解説しました。新車のリースで好きな車を一定期間、自由に乗り放題というのは非常に便利ですし、維持費が安く済み面倒な税金の処理をリース会社が代行してくれるというのは非常に魅力的です。

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