濡れないために雨の日こそ車で移動できれば快適です。しかし、雨の日の運転は視界の確保が難しいという悩みがあります。そんな悩みを持つ方におすすめなのがフロントガラスにコーティングをすることです。
この記事では、フロントガラスにコーティングをするメリット4つと、コーティングの方法を紹介します。この記事を読めば、雨の日でも快適にドライブする方法がお分かりいただけるでしょう。
フロントガラスにコーティングをするとは?
フロントガラスにコーティングをするとは、車のフロントガラスに撥水皮膜つまり水をはじく膜を形成するコーティング剤を塗布することです。
コーティングの効果により、フロントガラスに落ちた雨は水玉の様な形になります。そうなるとワイパーを数回動かすだけで水が簡単に吹き飛びます。
コーティングのメリット4つ
フロントガラスにコーティングをすることにより、次の4つのメリットが得られます。
- 雨の日の視界確保
- ワイパーのゴムが長持ちする
- 眠気・疲れの予防効果
- フロントガラスの汚れが簡単に落とせる
それぞれのメリットについてもう少し詳しく説明します。
雨の日の視界確保
コーティングをすれば、フロントガラスに付いた雨水が水玉の形になり、車が走っているときには、そのスピードで飛ばされていきます。
コーティングをしていなければ、ワイパーを常に動かさなければなりません。もちろん、コーティングをしていても、停車中や走行中などにワイパーを動かさなければならないときがあります。しかし、その回数は、比較すると大きく違います。
ですから、フロントガラスにコーティングをすれば、雨の日の視界確保が容易になります。
ワイパーのゴムが長持ちする
フロントガラスにコーティングをすれば、ワイパーを動かす回数が減ります。それでワイパーのゴムが長持ちするでしょう。
眠気・疲れの予防効果
ワイパーが常に動いていると、目がその動きを追うので眠くなるという方がおられます。しかし、フロントガラスにコーティングをすれば、そうした心配もいりません。
さらに、ワイパーを常に動かしながら運転していると、視界確保が難しいので、晴れた日の運転と比べるとより疲れやすくなるでしょう。疲れたまま運転を続けると、それが事故の原因となるかもしれません。
フロントガラスにコーティングをすれば、雨の日でも視界確保が容易になるので、疲れが軽減されます。
フロントガラスの汚れが簡単に落とせる
フロントガラスには、空気中の汚れや鳥の糞などが、停車していても付着します。フロントガラスにコーティングをすれば、水を流して軽く拭くだけで、汚れを簡単に落とすことができます。
フロントガラスにコーティングを施す方法
フロントガラスにコーティングを施す方法は、カーオーナー自身でコーティングをする方法と、プロにおまかせして行なう方法の2つです。
それぞれの方法と、メリット・デメリットについてもう少し詳しく紹介します。
カーオーナー自らがコーティングする
市販のコーティング剤を購入し、カーオーナー自らがフロントガラスにコーティング処理を施すという方法があります。そのときの、一般的な手順は以下の通りです。
- フロントガラスの油膜除去
- 洗浄
- 残っている油膜を取るための脱脂
- コーティング剤の塗布
- 硬化(乾かす)
- 拭き取り
- 最終硬化
簡単にフロントガラスを洗浄しただけで、コーティング剤を塗布すれば、その効果はすぐに失われてしまします。
ポイントは、洗浄前に古い油膜をしっかり取ることです。それからコーティング剤を塗布することで、その効果をある程度持続させることができます。
カーオーナー自らがコーティングするメリット・デメリット
メリットは費用が材料代だけで、プロにおまかせした場合より、コストがかからないという点です。
デメリットは、効果がきちんと出るようなコーティング処理をしようと思うなら、知識や技術、ある程度の時間が求められるという点です。
たとえば、以前の油膜が残った状態で新しいコーティング剤を塗布すれば、フロントガラスに油膜が残ります。そうするとガラスが乱反射してギラギラした状態になり、運転中の視界を妨げる原因となるでしょう。
古い油膜をきちんと除去するためには、ある程度の時間や技術が必要です。こうした知識や技術がなければ、自分でフロントガラスにきちんとしたコーティングをするのは難しいでしょう。
プロにおまかせする
フロントガラスのコーティング処理を整備工場などのプロにお願いすることもできます。
プロにおまかせするので工賃が高いのではという心配もあるでしょう。しかし、業者により多少の差額はありますが、フロントガラスコーティングの相場は、数千円です。
プロにおまかせするメリット・デメリット
プロにおまかせするメリットは、きちんと古い油膜を除去し、フロントガラスをきれいな状態にしてから、コーティングを施してくれるという点です。
素人が自分で行う場合よりも、効果が長く持続するでしょう。
デメリットは、車を業者まで持っていって預けなければならないという点です。作業にどれくらいの時間が必要か、予約を入れるときなどに確認できるでしょう。
まとめ
フロントガラスにコーティングをすることのメリットを紹介しました。雨の日の視界確保ができる、ワイパーゴムが長持ちする、眠気や疲れの防止などのメリットがありました。
コーティング処理は自分で行なうこともできます。しかし、古い油膜をきちんと処理するなど正しい技術を持って行わなければ、その効果は長持ちしません。古い油膜を残したまま次のコーティングをすれば、ガラスが残った油膜でギラギラします。プロにおまかせすればそうした心配はなく、雨の日でも快適にドライブできます。
多摩エリアで55年以上にわたり整備工場として経験と実績を積んできた「株式会社多摩自輌」は、「フロントガラスコーティングサービス」を提供しています。梅雨や台風シーズンの前に処理しておくのがおすすめです。お車の修理や車検など車に関するご相談がありましたら「株式会社多摩自輌」へお気軽にご連絡ください。電話・Web両方でお客様からのご連絡をお待ちいたしております。