【損をしないために】車検業者選びや車検を受けるときの5つの注意点

【損をしないために】車検業者選びや車検を受けるときの5つの注意点

車検代は、車の維持費の中でも高額です。費用を抑えたいと思い安そうな業者を選んだが、請求額が予想以上に高額だった…というケースもあります。ですから、料金面とサービス面で納得できる業者を探すのは難しいと感じる方も多いようです。

この記事では、車検業者選びや車検を受けるときの注意点を紹介します。これを読めば、料金面で損をすることなく、信頼できる車検業者を選ぶことができるでしょう。

車検基本料以外に支払う金額に注意する

一般的に車検サービスを探すときには、ネットなどでいくつかの業者を比較して選びます。それぞれの業者が「車検基本料は〇〇円」と宣伝しています。中には、この「車検基本料」が他の業者よりもかなり安く設定されているところがあります。

この「車検基本料」が他より安いという部分だけに注目すると、業者選びで失敗する可能性があります。業者によっては「車検基本料」に加えて、「検査料」「点検料」「登録事務手数料」「継続検査料」「申請代行料」などの名目でさらに料金がプラスされることが、よく読まないと分からないように記載しているからです。

車検業者を選ぶときには、「車検基本料」以外の費用を、どんなことのために、どれくらい支払うのかきちんと確認しましょう。

過剰整備や無許可の追加整備に注意する

業者の中には、車検を通過させることができるのに、さも必要であるかのように装って不要な部品交換を行うところがあります。さらに、本来ならお客様にご相談し、許可を頂いてから整備や部品交換すべきところを、相談や許可なく行い、その金額を請求するというケースもあります。

こうした悪質な手口に引っかからないように注意が必要です。

過剰整備に注意する

お客様は車検を通過するための基準をよく知らないという状況を利用し、「このままでは車検に通らないので交換が必要です」と話を持ちかける悪質なケースがあります。

たとえば、タイヤの溝が1.6mm以下になれば、スリップサインが現れます。こうなれば車検は通りません。悪質なケースでは、タイヤの溝が車検の基準を十分満たすほど残っているのに「車検に通らないので、交換しなければならない」といい、部品を交換して車検費用に上乗せします。

それで、部品交換を相談されたなら、車検に通る基準はいくらで、自分の車の状態はそれを満たしているのかいないのかをきちんと確認しましょう。車検の審査基準に達していないことを確認してから交換に応じます。

無許可の追加整備に注意する

車検が終わってから「〇〇の部品を交換しておきました」と報告され、そのパーツ代や工賃を上乗せして請求されるというケースもあります。

こうしたトラブルを避けるためにも、交換が必要なパーツがあれば、事前に相談するようにお願いできるでしょう。また、「部品交換前にはかならずお客様への説明を行っています」と約束している業者を選ぶこともできます。

車検とは直接関係のないサービスに注意する

車検のときに、「ボディーコーティング」や「エアコンフィルターの交換」をすれば割引があるのでお得と、勧誘してくる業者もいます。しかし、車検を通すためにこれらの作業が必要不可欠というわけではありません。もちろん、車の状態により、こうした作業を必要とする場合もあります。しかし、車検と直接関係のないサービスを利用するなら、いくら割引があっても、全体の金額は高くなるでしょう。

ほかにも、「引き取り納車」というサービスを提供している車検業者もいます。これは、業者が自宅まで車を引き取りに来てくれて、車検を通過させ、車検完了後には自宅まで納車してくれるサービスです。このサービス自体にも何ら問題ありません。

しかし、自分で業者まで車を運転し、車検完了後に自分で車を取りに行くのであれば、このサービスは必要ありません。こうした車検とは関係のないサービスや、不必要なサービスを利用しないようにすれば、車検で損をすることを避けられるでしょう。

見積もりと請求額に注意する

車検の予約をしたときに、おおよその見積額を教えてもらえます。その見積額と最終の請求金額を比較しましょう。

検査の結果、車検を通すために交換しなければならない部品があることが分かり、結果として見積より請求額のほうが高くなるということはあります。しかし、請求額が見積額よりもあまりにも高いようであれば、その理由をきちんと説明してもらうようにしましょう。

ショートパーツ代などの不明瞭な請求に注意する

見積書や請求書に「ショートパーツ代」と記載されているものがあります。これには、再利用のできない細かい部品、ケミカルパーツ、グリス、洗浄剤などが含まれ、これらを総称してショートパーツと呼んでいます。

本来なら数10円~数百円程度の使用量だけのものを、業者によってはこれらを1,000円~2,000円、ケースによってはそれ以上の額を請求しているところがあります。もし見積書や請求書に「ショートパーツ代」と記載されており、その使用量や金額などの説明が不明瞭であれば、きちんと説明をもとめることができるでしょう。

まとめ

車検で不当に高い金額を請求されないための注意点を5つ紹介しました。

1.車検基本料以外の支払いに注意する
2 .過剰整備や無許可の追加整備に注意する
3.車検とは直接関係のないサービスに注意する
4.見積もりと請求額に注意する
5.ショートパーツ代など不明瞭な請求に注意する

こうした5つの注意点を覚えておけば、悪質な業者に足元を見られて、不必要なお金を支払うことを避けられるでしょう。

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